九十九のミニ四駆と八百万

ミニ四駆と八百万

ペラタイヤ作成方法

ペラタイヤの作成方法です。
色々な方法がありますが、情報を集めて検討した結果、お金を掛けずに作るやり方としてこの方法をやってみました。
精度は(?)です。


用意する物は

・デザインナイフ
・水
・ヤスリまたは紙ヤスリ+平らな何か
・スーパーXシャーシ
・モーター
 (今回は)プラズマダッシュモーター

を使用します。


スーパーXシャーシは電池を付けたままモーター交換ができる為、使用しています。ちなみにXXシャーシは持って無いのでわかりません。モーターは熱を持ったら適時に交換、または冷却します。試行錯誤の段階で何個かモーターをダメにする事もあると思います。
使用モーターは高トルクな物にしたいです。削る作業が入る為です。




f:id:Tsukumo:20170915144901j:plain




この様に準備します。片側にタイヤを付け、反対側は邪魔にならない紫ピニオンギアを付け、シャフト抜け防止をします。



f:id:Tsukumo:20170810213608j:plain


こんな感じで(刃の向き逆ですが)横切込み(タイヤ側面)→縦切込み(タイヤ接地面)の順で切ります。
これはデザインナイフで行います。写真は100均の物です。カッターでは無理でした。また水でナイフを濡らすと刃以外箇所の摩擦が減り、切りやすくなります。



f:id:Tsukumo:20170810214112j:plain


縦を切ると輪切り状態になります。



f:id:Tsukumo:20170810214209j:plain


これを繰り返し、少しずつ切り進めます。



f:id:Tsukumo:20170810214324j:plain


ここまでの注意点としては

①切り始めの側面に刃を入れる時は
 一気に深い所を狙わない
②切り始めは刃がブレないように
 しっかり持って刃を当てる
③横→縦の順を必ず守り、
 少しずつ切り進める
④横 で切り進めた所を把握して
 縦 の刃を入れる
⑤なるべく平らに横 の刃を入れる

以上の事を気を付け無いと失敗する時があります。
①~③が疎かだと横と縦の切込みが繋がらず、タイヤに不要な切れ目が入ってしまいます。
⑤を意識しないとこの後の調整に時間がかかる、または切り直す必要が出てきます。



f:id:Tsukumo:20170810220019j:plain


最後は平ヤスリで厚さを調整します。これも100均です。紙ヤスリを平らな棒に付けても良いです。強く当て過ぎ無いのがコツです。

通常幅のペラタイヤ作成では4本のタイヤ厚さを測定しながら作らないといけませんが、ハーフタイヤ(幅が更に狭い物も)ならば2個以上を一度に削り調整出来、手間も時間も短縮出来ます。


ちなみにゴムの様な軟体物はノギスでの測定に向いてません。挟み込む事で縮んでしまい、正確には測れないので気を付けて下さい。
しかしながら、精度がないからといってノギス以外の測定機器の入手は現実的では無いのでどうにもなりません。
過度な精度の追求はやめた方が良いと思います。